母と過ごした最後の一年 ドキュメンタリー「Diary」上映しました


第8回茅ケ崎映画祭
「Diary」

梅雨の合間 重たい雲が残る
6月28日(金)の夕方。
30席満席にお客様がお越しくださり、無事上映会を開催することができました。

山本久美子監督のご挨拶から上映会がスタート。
ベッドの上のお母様と山本さんとの会話から
フィルムが始まります。

「人が死んでいくとは どういうことか」

一番身近なご家族が癌という病に侵され
死に向かう姿。
200時間を超える総撮影時間を、映画監督でもある
歌川 達人さんが編集した作品です。

上映後、カメラを回し始めたきっかけや
撮影を通して生まれた、監督と周りの人たちとの関係性、
広がりや変化
編集の歌川さんとの作品完成までのプロセスについて
インタビューを行い、その後交流会を行いました。

母娘の、ごくプライベートな会話で
綴られた作品 「Diary」
会場はシンと静かな空気が漂いましたが
ご来場くださった方のほぼすべての方が
アンケートに想いを寄せてくださいました。

「ドキュメンタリーとして、人の生きざま・死にざまを
見られることは、自分の生きざま・死にざまを考えるきっかけになった」

「自分がどんな風に生き終えたいのかを、今考えておくこと。そして、そのことを身近な人に知っていてもらうことを大切にしようとおもいました」

「自分の母と向き合った大切な時間を思いだしました」

「つまるところ、人が生きるのに必要な時間は人それぞれなのだと思う」

ご来場くださった皆さま
編集にまつわるエピソードを披露してくださった
歌川さん
貴重な映画の上映を、この街で開催くださった
山本監督

誠にありがとうございました。

ご関心をお寄せくださっている方が
多数いてくださることから、
アンコール上映会を検討中です。
また準備が整い次第、お知らせできたらと思います。